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あみ子
妻/サイト管理人
ロンドン在住の28歳フリーランス。
夫の海外転勤を機に東京のIT企業を退職して独立しました。
ペンネームは大好きな作家さんの作品から。
読書や英語学習、アウトドアが趣味です!

犬連れ欧州ドライブ旅行③ ベルギーからフランスの地方都市へ

年末年始は11連休になった2023年の冬、
愛犬を連れてヨーロッパを車で旅行した記録です。

4カ国の美食の街を巡って、
走行距離はなんと3000キロに…!

今回はその3日目、
3000年の歴史を誇るメッスと、映画『アメリ』の舞台にもなったナンシーというフランスの地方都市をめぐる様子をお届けします。

※1日目の記事→こちら
※2日目の記事→こちら

ベルギー南部アルロンのホテルを早速チェックアウトとして、フランスの古い街メッス(Metz)へ向かいます。

ベルギーとフランスの国境
目次

3000年の歴史を感じる街、メッスに到着!

メッス(Metz)ってどんな街?

メッスはフランス北東部のロレーヌ地方にある小さな町です。3,000年の歴史を持つ都市と言われ、ルクセンブルクとドイツを流れる2つの川が交わる地点に位置します。

市民憩いの場『サン・ルイ広場』で朝ごはん

町の公共駐車場に停めてお散歩してみます。
12月26日の朝なので開いているお店はまばらです。
どこか朝ご飯を買えるところを探し中・・・

背丈が低めの建物群

大人気のブーランジェリーを見つけました。
3,4本のバゲットを小脇に抱えて出てくる人が多くて、フランスの朝らしい光景ですね。

真っ赤な外観がキュートです

クリスマスの名残でブッシュドノエルや赤いホールケーキも並ぶ店内。朝ごはんにぴったりのカジュアルなパンも買えました!

パウンドケーキも美味しそう

中世の姿がそのまま残るサン・ルイ広場には
クリスマスマーケットの名残りが。
一つ一つの屋台にイラストが手描きされていて、
立体モチーフの多いドイツ式とは違った可愛らしさがあります。
(ドイツ式はこちらの記事で紹介しました。)

市民憩いの広場だそうです

メッスの街灯はガラスが黄ばんでいるのですが、
それもまた味があって素敵です。
1本1本にもみの木がくくりつけられていて、
その無造作な感じがちょっと面白い。笑

もみの木が括り付けられてます

ドイツ統治時代の史跡を歩く

13世紀の要塞、ポルト・デ・ザルマン(Porte des Allemands)に着きました。
フランス、ドイツに代わるがわる支配されたため、現在はフランス領ですが、ドイツが建てたお城が残ります。この門はドイツが建てたもの。

ちょっと角ばってますね

この白の側面にはフランス式の丸い塔もあります。
時間をかけて増築されています。

丸い塔は石材も違いそう?

メッスも石畳の街で、土が恋しそうな愛犬…。
セイユ川に沿って城壁をめぐるハイキングコースを
お散歩することにしました。

1500年前の城壁です

ちなみにフランスのわんこは犬嫌いな子も多いようで、公園でもリード必須です。
残念ながら途中で大雨が降ってきたので、急いで車に戻ります。

色遣いが上手ですよね

駐車場に戻って次の街を目指します。
メッスで駐車していたタウンパーキングの近くに日本食レストラン『WATAMI』が!
あの和民と関係あるのでしょうか…

WATAMI ?!

美の都ナンシーでアール・ヌーヴォーを満喫する

ナンシーは11世紀からロレーヌ公国の首都として栄えた町で、世界遺産に登録された3つ美しい広場があります。

大学都市でもあるこの町は、
若い人も手軽に食事ができるお店がたくさんあり
カジュアルフレンチを楽しむのも良いそうです!

豪華絢爛な『スタニスラス広場』

世界遺産のスタニスラス広場に着くと、
まず目に飛び込んでくるのがこの黄金の噴水です!
ロココ様式らしい丸みを帯びた彫刻がとても素敵…

有名な彫金家の作品だそうです

広場の中心には、元ポーランド国王スタニスラス・レスチンスキーの銅像が。彼の死後この町はフランスに併合されました。

スタニスラス像

クリスマスで賑わう『カリエール広場』

この時期のカリエール広場はクリスマスマーケットになっていて、かなり高速の観覧車やメリーゴーランドがありました。

冬のカリエール広場

老舗ブラッスリー『エクセルシオール』

フランスの歴史的建造物にも指定されている、
1911年創業のレストラン『エクセルシオール』。

エクセルシオールの外観

芸術家が手がけた贅沢な家具や照明に囲まれてな店内で昼食です。よく見るとナチュラルな草木のモチーフが多く、森の中にいるような居心地の良さもあります。

天井はドームという芸術家の作品だそうです
前菜はアボガドとサーモンのタルタル
メインはおすすめの鴨肉のロースト

こんなレストランなので、本当に犬を同伴できるのか心配でしたがやはり大丈夫でした。
ヨーロッパって本当にドッグフレンドリーですね…

ロレーヌ名物『ミラベル』のソルベ

ベルガモットキャンディーをお土産に

エクセルシオールで昼食を楽しんだ後は、
気になっていた向かいのお菓子屋さん『ルフェーヴル・ルモワーヌ』に立ち寄りました。

1840年から続く老舗店で、映画『アメリ』に出てくる可愛い缶のベルガモットキャンディーはここのオリジナルだそう。

チャーミングなご夫婦が切り盛りされています

一味違う?ナンシーのマカロンも忘れずに

あいにくの雨でも客足の絶えないこのパティスリーは、1793年創業の『メゾン・デ・スール・マカロン』。マカロンの人気店と聞いて訪れました。

マカロン以外のコンフィズリーも豊富

ピエールエルメのようなカラフルなマカロンではなく、ナンシーのマカロンは1枚ずつで食べる素朴なお菓子です。

シンプルながら一瞬で虜にされる味は、
お店こだわりのプロヴァンス産アーモンドと
昔ながらのレシピのおかげなのでしょうか。

4日目、ストラスブール編に続きます!

3日目の夜はナンシーの街を出発し、ストラスブール付近のホテルレストラン『Relais De La Poste』に宿泊しました。

レストランもお部屋も最高でした

川沿いに立つ木組の家々が美しいストラスブールは、旧市街全体が世界遺産です。

ラ・プティット・フランスの入口

メッスやナンシーとはまた違った建築を楽しむ4日目の記事もぜひお楽しみに♪

今回も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!

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