こんにちは!
ロンドン駐在2年目に突入したあみ子です。
「そもそもなんでイギリスでは髪が痛むの?」
ロンドンの水問題にもう一歩踏み込んで、
ヘアケア・肌荒れの根本対策を探ろう!と思い
色々と調べてみることにしました…!
イギリスで髪が荒れるって本当?
これはやっぱり本当みたいですね。
私だけでなく、多くの駐在妻さんが口にする
イギリス生活の悩みの一つでもあります。
聞く話によると、スコットランドや北アイルランドは比較的軟水に近くロンドンほど荒れないとか。
ただ残念ながらロンドン在住のわたしは、
渡英から1ヶ月でこんな状態になりました。。
・櫛が通らないほど絡まる
・ヘアカラーが完全に抜けている
・一本一本が細くなって縮れている
・髪一本を引っ張ると伸びて千切れる
▼髪を補修してくれた愛用中シャンプー・コンディショナーはこちら。
イギリスで髪が痛むのは水のせい?
さっそく本題ですが、
なぜイギリスに来ると髪が痛むのでしょうか?
まずは水の成分について調べてみました。
髪が痛むのは水道水がアルカリ性だから?
アルカリ性に寄った水はキューティクルを開きやすいそうですが、これが原因なのでしょうか?
調べてみたところ、
東京の水道水はph7.5で中性、
イギリスの水道水はph7.7でやはり中性でした。
若干アルカリ寄りですが、
これが原因と言えるほどの違いはなさそうです。
髪が痛むのは水道水が硬水だから?
結論から言ってしまうと、
これが最も大きな原因でした…!
硬水に多く含まれているカルシウムやマグネシウムは『金属イオン』と言われ、
シャンプーの界面活性剤と結合して泡立ちを悪くしたり、髪に付着して摩擦を起こしやすくする作用があります。
下の写真でも一目瞭然ですね…
日本の水道水の硬度は平均 48.9 mg/Lですが、
イギリスの水道水の硬度は平均 293 mg/L。
実に5倍の差があるのです👀❗️
イギリス製のシャンプーは、これだけ金属イオンの多い硬水でも泡立つように強い洗浄成分が配合されているものが多いそうです。
イギリスの美容師さんもおっしゃっていましたが、
やはり軟水化できるシャワーヘッドを使うのが
髪にとっては一番良さそうです。
美容師さんおすすめの「ionac」というシャワーヘッドのリンクを一応貼っておきます。
ionacは日本国内配送のみなので、我が家では買えていません。。渡航前や一時帰国の際などにまとめ買い出来たら良いですね 💦
4ヶ月に1度のカートリッジ交換が推奨されてい流ようです。
イギリスのシャンプーは日本人の髪に合わない?
もちろん全てのシャンプーが日本人向けでない、
ということはありません!
ただ、毎日髪を洗わないと言う習慣の違いや、
ブロンドで細い髪の人が多いと言う違いなどから、
日本人の求める洗浄力・ケア成分のシャンプーは
しっかり探す必要があるのは事実です。
よくイギリスでよく売っている
OGX社のアルガンオイルシャンプーや
JOHN FRIEDAのフリッツイーズシャンプーは、
使い心地がちょっと惜しい!と言う感想でした…
【感想】OGX社のアルガンオイルシャンプーは日本人の髪に合う?
硬水でもしっかり泡立つこのシャンプー。
2種のシリコン成分で洗い流した後もぬるっとして、
キシキシ感を和らげてくれるのがGOOD。
しかし毎日使っていると、髪がどんどん重くなり
固いストレートになっていきました…。
シリコン層が厚くなるのかな、と言う印象です。
【感想】ジョンフリーダのフリッツイーズシャンプーは日本人の髪に合う?
OGX社の製品よりは洗浄力がマイルドな、
JOHN FRIEDAのシャンプー・コンディショナー。
2002年に花王が買収したブランドだけあって、
日本人が気になる髪のパサつきにフォーカスしたラインが人気。渡英直後3ヶ月ほど使いました。
シャンプーは泡立ちがよくサラサラになりますが、
コンディショナーは保湿力も艶感もいまひとつ。
結論、水もシャンプーも結構違った!
いかがだったでしょうか?
やはり水の硬度が大きく違うからこそ、
シャンプーの洗浄力も強くなったり、その分イギリス人の洗髪頻度も少なくなったりするのかもしれませんね。
今回の記事が、皆様のヘアケア用品選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
コメント