ロンドンに移り住んでから丸5ヶ月が経ちました。
たまに訪れるカフェでレモンケーキを頼もうとしたら、店員さんが
「これはココナッツライムローフだよ」 と。
ライム?!と驚いてワクワクしながら一口食べるともう大当たり!
幸せな気持ちでこれを書き始めました。
今日書きたいのは、中学生の頃大好きだったとあるブログのこと。
それはフランス在住の女性パティシエさんが綴る美しいお菓子のレシピブログでした。
綺麗なケーキの写真と、やさしい文体で語られるフランスの暮らし––
” わたしはまだ中学生だけど、心からあなたのようになりたいと思います ”
一度だけ、そんな趣旨のコメントしたことも覚えています。
彼女は一般人でも、わたしにとってはスーパースターでした。
時は過ぎて段々とそのブログを開く回数も減っていたころ
ブログを閉鎖するという記事が出て、とても残念に思ったのを覚えています。
それから10年以上が経ちました。早いものですね。
久しぶりにそのブログを思い出して彼女のペンネームを検索すると、
幸いにも近年書かれた彼女の記事をいくつか読むことができました––
今はアジアに住んでいること。
お菓子作りとはまた違う仕事をされていること。
あのブログは大変苦労されながら書かれていたということ。
「ああそうだったのか」と思う気持ちとともに、
今もお元気にされていて良かったと、勝手ながら安心する自分がいました。
わたしもこのブログをどれだけ書き続けられるか既に自信はないものの、
幸運にも、きっと幼い頃の自分なら憧れたであろう大人になれたので、
せっかくのありがたい人生をここに少しでも綴っていけたらと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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